「松かげに憩う」感想 31話まで

心のダメージコントロールしながら最新話まで読んだので感想です。久坂の話多め。

「狂うた男は美しい」

松陰先生+松門たちの時系列シャッフルオムニバス。
最初から松陰先生は刑死し、そこから全編に彼の死の気配が濃厚に漂ってて、楽しい可愛いシーンも時々ありつつ、基本的には裏表紙にもあるとおりずっとレクイエムだなぁと思います。
作品全体の芯に先生の生きざま、そして死があるんで読んでてずっとヒリヒリする感じ……メンタルゴリゴリ抉りながら読む感じ……狂うた男たちがひたすら美しくて儚くて、という世界観に鬱々としてどっぷり浸かる感じでした。

松陰先生を愛さずにいられない

まずは松陰先生自身が誰より狂気で儚くて美しくて、というのが一貫してて。
ちっちゃい寅かわいい! ちっちゃい裃かわいい! もぎゅってなってるのかわいい……かわいすぎてスパルタシーンが普通につらいんですが。
高杉回でのこ、こ、これは高杉×松陰……?に見える演出の遊郭シーンに脳が焼ける。すごい演出……。
藩主進講後ににこにこしてる周りの人たち好きだなー、孤児久坂に優しい周りの人も好きだなー!
宮部先生の何やてー!せからしか!とかも好き。なのに最期はどちゃくそかっこよくて……宮部先生……ッ
小さいコマには愛しさ溢れるのに本筋でボコボコに殴られるー!

12話とほか松門たち

久坂独身最後の夜はわちゃわちゃ最高に愛しかったです!
遊郭奢ってもらえてドエーってなってる伊藤かわいいかわいいね! 結婚本決まりしちゃってちーんって顔してるのもかわいいかわいいね!
高杉に可愛がられパシらされ、実は松陰先生のことは周囲ほどには好きじゃなく一歩引いてる伊藤、は解釈ド一致でとっても美味しいです。
誰もおらんよ久坂どうした?のところの高杉優しくて好き、そのあとの落差も好き……。
なんか夫婦うまくいくのかな?と思いきや結局不仲になるのがもう……なんですけど。一服の清涼剤回。

炎天の久坂玄瑞編と焦熱の高杉晋作編、もうアオリからして心を焼き尽くす気しかなく。全員炎属性だ!
栄太もすごい愛されてるな……妻木さまとの関係素敵だ……栄太編読んでからそのまま久坂編は無理すぎてしばらく回復期間が必要でした。

炎天の久坂玄瑞編

炎天の久坂編はもう辛い一方で辛すぎて……なんですけどとにかく久坂を描き切ってもらえてありがたいなの気持ち。
でもね寺島くん介錯はちゃんとして!?!? 君最大の見せ場でしょ!?!?とはなりました……切腹失敗は残酷物のテリトリーだからぁ……!

久坂カラーいっぱいで嬉しい。どれも美しくて幸せ……。
ウェブではカラーで見れるのに電子書籍のコミックスでは白黒なのが惜しすぎる~。
窓際で泣いてる高杉を見るシーンすごい美しくて……先に狂ったのは高杉なのに追い抜いていっちゃうんだね……。

玄機お兄ちゃんの詩は全然知らなかったので、ここで知れてめちゃ愛されてたんだなあ……としみじみ。
「想い見る秀郎」って秀三郎のこと?を詠み込んだ詩があるんですか?? やばいすごい素敵。詩集買わなきゃ……。
死後向こう側で会う兄上より久坂のほうが背が高くなってるのが、もうもう、エモ。

文さんへの扱いは、そうなんだよね、そうそう……と思いつつ。家族との縁は最期まで薄いままのひとで、何かに憑かれたか急き立てられたかのように歴史の中を駆け抜けて散ったひとなんだよなあと。
粂次郎くんちっちゃい先生にそっくりですっごいかわいい、だけに、うおお……。

最後に台無しなこと言うんですけど、久坂の濡れ場貴重なのでありがとうございます!!
高杉の濡れ場は必須級にどこでも見られるし(?)伊藤や井上もオープン女好きだし(?)だけど久坂ってあんまりなくない!? ちゃんと愛人エピあるのに!(?)
ということで肌色シーンやったね嬉しい拝んどこ!!

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